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商品開発者

日々アンテナを張り、ヒット商品の数々を生み出すお仕事!

株式会社 沖縄ファミリーマート 商品部 商品課担当

株式会社 沖縄ファミリーマート 商品部 商品課担当
稲福 直哉 さん

地域の人々愛される商品をつくっていきたいです。

商品開発とは、これまでに蓄積したノウハウを元に市場動向を読みながらオリジナル商品など独自の商品を作り上げるお仕事です。沖縄独自のオリジナル商品はお客様に選ばれる為の大きなカギとなり、魅力的な商品を提供し続けることは、お客様に飽きられない売り場作りに繋がります。常に売れ筋を分析し、徹底したリサーチをもとに様々なメーカーと協力して新商品を生み出します。沖縄で開発した商品が全国のファミリーマートで販売されることもあるなど、新しいものを生み出すやりがいは格別です。

商品開発者ってどんな仕事?

お客様のニーズを知り、これまでに蓄積したノウハウを元に市場動向を読みながらプライベートブランド商品やオリジナル商品など独自のアイテムを作り上げるお仕事です。商品の仕様や単価を決めていくのはもちろんのこと、商品に関する決定事項に沿って製造を請け負うメーカーを探すことも商品開発ならではの業務です。

  • 株式会社 沖縄ファミリーマート 商品部 商品課担当 稲福 直哉 

    新商品を紹介している稲福さん

  • 株式会社 沖縄ファミリーマート 商品部 商品課担当 稲福 直哉 

    細かい商品分析もお仕事のひとつ!

  • 株式会社 沖縄ファミリーマート 商品部 商品課担当 稲福 直哉 

    これまで稲福さんが生み出した商品

■ 県内業界の現状

沖縄県は物流面が厳しい現状です。物流とは、生産物を生産者から消費者へ引き渡すことを意味します。日本本土から商品を持ってくる・持っていくとなると費用がかかってしまうのです。冷蔵を必要とする冷蔵商品や飛行機でしか運ぶことが出来ない商品などは特に費用がかかってしまいます。いかに物流を安くし、物を製造することが出来るのか。そのようなことを踏まえると、物作りをする上で沖縄県は厳しい現状であることもわかります。また沖縄県で売れる商品が本土で必ずしも売れるとは限らない現実もあります。

■ こんな人にオススメ!

好奇心旺盛な人が向いていると思います。あと目立ちたがり屋さん(笑)なぜ目立ちたがり屋が向いているのかというと、新商品を開発するにあたっていろいろアイデアを出し、や身の回りや世間ではどのような商品が望まれているのかを考え、商品で他の商品との違いを主張できるようにならなければいけないからです。


■ 給与・休日・待遇

初任給は172,000円(沖縄ファミリーマート採用情報より)
9:00?18:00の実働8時間となっている。
昇給年1階、賞与年2回、各種社会保険完備、有休休暇あり。

ステップUPすると

沖縄ファミリーマートにおいて、個々が独立した部署となっている為、基本的なレールはありません。しかし将来的な展望をもつ人材が責任ある職を任される傾向にあります。常に目的と目標を持って情報を掴むようにアンテナを張ることがステップUPに繋がります!


夢を叶えた人にインタビュー : 商品開発者 : 株式会社 沖縄ファミリーマート 商品部 商品課担当 稲福 直哉 さん

株式会社 沖縄ファミリーマート 商品部 商品課担当 稲福 直哉 

35歳 沖縄国際大学 商経学科卒

― 商品開発者を目指したキッカケを教えて下さい ―

沖縄でずっと愛される商品をつくっていきたい!
SVとして北部地域を担当をしていた時、本土からの観光客が沖縄らしい商品を求めてファミリーマートを利用している現状に気づきました。さらに9月になるとファミリーマートを利用する観光客に大学生など若い人が多いことに気がつくようになり、注意深く彼らの購入する商品を観察するようになりました。すると、彼らは安く・持ち運びにいい・沖縄らしいお土産を求めていることに気づき、沖縄のファミリーマートにしかない商品を作りたい!と思うようになりました。そこで沖縄の独自性を活かした商品を商品担当者と共同で開発し、販売。その商品が店舗だけではなくさまざまなお店で類似品が商品化され、県内のお土産業界にも影響を与えることが出来ました。
この出来事がきっかけとなり、商品開発という仕事に興味を持ち、沖縄でずっと愛される商品をつくりたい!との思いから、商品部の商品課に異動を希望し、配属されました。



― 商品開発者の一日ってどんな感じですか? ―

常に店頭での売上データに基づき、売れ筋を分析!
常に店頭での売上データに基づき、売れ筋を分析!
7:30には出社をして、午前中は各店舗の商品動向の分析を行っています。いつ、どのような客層がどの時間帯にどの組合わせで購入したかなどを細かくチェックして数値化しています。
午後からは商談や会議、また専用製造工場で製造されている商品の製造工程や商品の確認の為、見回りにも行きます。そして19:00には退社するという流れとなっています。 

株式会社 沖縄ファミリーマート 商品部 商品課担当 稲福 直哉 

― 商品開発者の仕事のやり甲斐は何ですか?逆に、この仕事の厳しさも教えてください。 ―

商品が売れた=お客様の商品に対する支持・笑顔に繋がっている
計画をたて、計画通りまたはそれ以上の成果が出た時の達成感は格別です。自身が担当して創った商品を購入して頂いたお客様の笑顔や、商品に対する支持の声がこの仕事をする上でのやりがいに繋がっています。
大変なのは計画通りにいかないと各方面に多大な迷惑を掛けてしまう恐れがあります。沖縄ファミリーマートのオリジナル商品はお客様に選ばれる存在となるための大きなカギでもありますが、その分リスクも大きいのです。

― 将来、自分はこうありたいというキャリアプランなどありますか? ―

トレンドに敏感になる!
商品開発という職業をする上で私が一番大切にしているのは、トレンドに敏感でなければならないこと。常に世の中にアンテナを張り巡らせることを怠らないようにしています。目標はトレンドを追いかけるのではなく、トレンドを作り出せるようになることです!

株式会社 沖縄ファミリーマート 商品部 商品課担当 稲福 直哉 

― 商品開発者をこれから目指す後輩にアドバイスを! ―

常に自分で考えて決断することを大切に。
学生の皆さん、与えられた情報を受け取るばかりではいけません。先のことをイメージして考え、動く力を身につける努力をしましょう。自分自身で考えて行動すると充実感が違いますよ。

夢を叶える為のミライチズ

■ 商品開発になるには?

まずは店舗で店長・SVを経験すること。商品が売買されている現場を把握しなければならない。資格は調理師免許や色彩検定など。必須ではないですが、商品を開発する上で関連する資格があれば仕事に生かすことが出来ます。

沖縄ファミリーマートの場合だと、採用時はスーパーバイザー(SV)で入社し、数年を経て商品開発や他の部署の配属になるようです。

■ 進学の道筋

商品開発になる為に必要な資格などはないですが、学部学科問わず4年制大学を卒業した人。