専門学校 沖縄ビジネス外語学院
インターナショナルスクール教員
語学で子どもの成長に貢献できる仕事
オキナワインターナショナルスクール
立津小百合さん
- 常に探究をして、子どもたちの可能性を広げたい!
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インターナショナルスクール教員という職業の魅力は、子どもの成長を近くで感じることが出来るところが魅力です!私たちインターナショナルスクール教員は、子どもたちにわかりやすく、根気よく、飽きさせず、楽しみながら英語をしっかりと教える「テクニック」と「コミュニケーション能力」で子どもの学力向上に貢献しています。
『インターナショナルスクール教員』になるならこの学校がオススメ!
インターナショナルスクール教員ってどんな仕事?
インターナショナル・スクールとは、国際バカロレア資格を持つような国際的な教育を行っている学校や、所在する国や地域における外国人を対象にした教育を行っている学校です。
そこでスクールに通う生徒に対し、外国語の読み・書き・会話などを教えるのがインターナショナル教員の仕事です。
生徒にアートを教えている様子
先生方との連携を大切に。
明日の授業の準備中!
- ■ 県内の現状
インターナショナルスクールといっても色んな種類があります。
例えばアメリカンスクールだと、通う生徒はアメリカ国籍を有する者に限られてしまう所もありますし、クリスチャン(キリスト教)中心のスクールもあります。
オキナワインターナショナルスクールは世界143か国でプログラムが実施されている国際バカロレア認定校です。子供たちが、勉強することによって社会とどう繋がるのかを意識できる様な教育を
行っております。教科書だけでなく生徒の探究心中心の教育をしているので、先生も固定観念に捕らわれず柔軟に子どもたちの将来を見据えています。
当校の場合、生徒の保護者が英語が出来なくても日本人教員の存在があるからこそ安心してお子様を預けられるのが入学の決めてになっているようです。それとバカロレア校の教育に理解を示し、魅力を感じている保護者が多いように感じます。
- ■ こんな人におすすめ!
指導者として英語の実力をしっかりと身につけておくのはもちろん、常に世界の国々に目を向けるグローバルな視野を持つことが求められます。
また、これまでの教育とは異なる新しいことを柔軟に取り込める人が望ましいです。
そして周囲の人の助言に耳を傾けることが出来、新しいことに挑戦できる人に向いている職業だと思います。
- ■ 給与・休日・待遇
休日は基本的に土日祝日。
給与は約20万前後。
社会保険、雇用保険など。
スキルアップすると
教員は常に勉強していかなければいけません。スキルUPとしてIBコーディネーター(教員の研修や授業プログラムのまとめ役)は教員経験年数を重ねたのち、なれる可能性があります。
夢を叶えた人にインタビュー : インターナショナルスクール教員 : オキナワインターナショナルスクール 立津小百合さん
立津小百合さん 那覇高校卒業
- ― インターナショナルスクール教員を目指したキッカケを教えて下さい ―
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教員を目指すきっかけは恩師の存在
教員を目指すきっかけは中学生の時に出会った恩師の影響が強いです。高校、大学と進学をしていき、いざ教員として働こう!と考えた時、当初は公立の学校に勤めてもいいなと思っていました。しかし、オキナワインターナショナルスクールの方針でもあり、大きな特徴である横断的なプログラムに共感し、インターナショナルスクール教員の道を目指しました。
横断的プログラムとは、各科目を独立して教えるのではなく、各科目すべてに関連を持たせ、生徒に物事を深く探究させ多角的な考え方が出来るようなシステムのことを指します。
現在私が教えているのは、英語でアートを教えることに加え、外国人の先生とteamteachingで探究クラスを担当しています。
常に探究心を持ち、生徒の可能性を広げることの出来る教員を目指し、努力しています。
- ― インターナショナルスクール教員の一日ってどんな感じですか? ―
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放課後もやるべき仕事はたくさん!
だいたい7:30頃に出勤して、9:00から午前の授業がはじまります。昼食時間後は午後の授業が始まります。時間割は毎日変わり、生徒と一緒に昼食を摂り、掃除や片づけなども生徒と一緒に行います。当たり前なことですが、一日のスケジュールは生徒と共にすることが多いです。また他校と異なるところは、日本人教員と外国人教員が一つのクラスに入って授業を行うチームティーチングを実施している点です。私は現在、アートの授業を担当しています。
生徒の下校後も校内で明日の授業準備や教員ミーティング、保護者との連絡、事務処理など…放課後も教員のやりべき仕事はたくさんあります。
- ― インターナショナルスクール教員の仕事のやり甲斐は何ですか?逆に、この仕事の厳しさも教えてください。 ―
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教員としてスキルUP出来る環境
生徒の成長の瞬間に出会えることが教員という仕事をしている上で一番のやりがいになっています。私が学生の頃、ある先生が「教員は365日苦しんで大変だけれども、子どもたちの成長する瞬間に出会えると来年も頑張って続けたい!と思う仕事だよ」とおっしゃっていました。教員になり現場で働いている今、当時の先生がおっしゃったこの言葉に深く共感しています。
本校には文化の違う教員がいる分、一つの学校行事に関してもさまざまな意見があり、衝突もしばしばあります。ですがその分、教員同士の団結も強く色んな教育指導や理論に触れ視野も広がります。時代の流れに合う教育プログラムを生徒へ提供するのは、自分が出来ることはなにか?と常に考え勉強していかなければいけないと感じます。日々探究!です(笑)
- ― 将来、自分はこうありたいというキャリアプランなどありますか? ―
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固定観念を取り払い、新しい教育に挑戦していきたい!
バカロレアの認知度はまだ低いのが現状です。なので色んな人に知って貰いたい気持ちがあります。これまでの日本の教育とは異なる教育で戸惑いを感じるかもしれませんが、固定観念を取り払い、常に新しい教育を生徒へ提供するのが私の目標です。
- ― インターナショナルスクール教員をこれから目指す後輩にアドバイスを! ―
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人が挑戦をしている姿はとても素敵です!
人と違った方向を向いていても、恐れることなく挑戦を続けて欲しいと思います。
常に周りに感謝する気持ちを忘れず、心と身体を大事にして頑張って下さい!
夢を叶える為のミライチズ
- ■ インターナショナルスクール教員になるには?
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各教科目の教員免許が必要です。インターナショナルスクール教員を目指すのなら最低英検2級は持っておいた方が良いでしょう。
最も大切なことは、人とのコミュニケーションをとれるかどうかがポイントとなります。インターナショナルスクールに通う生徒に対して、生徒自身と向き合い、生徒ひとりひとりの特性を生かした指導を行えるようなやる気と熱意が問われます。