陶工
ものづくりの楽しさがここに
育陶園
玉城悟さん
- チームで作り上げる作品
-
陶工というお仕事は、窯元のデザインしたものや技術を学びそれを商品として販売するお仕事です。窯元の作品を忠実に再現し、より多くの人に伝えるためにみんなで作業を分担して、チームで作品を作り上げていきます。作品が出来上がるまでには様々な工程がありますし、作品によって用いられる技術なども異なってくるので、たくさん経験を積むことが必要です。
陶工ってどんな仕事?
窯元が築き上げた技術や作品を学び、忠実に再現すること。
作業の中でも色々な行程に分かれていて、分業制で仕事をしています。
行程のなかでそこの作業行程に長けたスタッフが仕事をしています。
釉薬を塗っている様子
窯の温度を適時確認します
製作中の作品
- ■ 県内の現状
沖縄は、陶工をやることに向いている土地柄だと思います。
土や、水なども作品作りに適していますし、実際沖縄では著名な作家さんが多く輩出されている地域です。- ■ こんな人におすすめ
手作りでものを生みだすことが好きな人、焼き物が好きな人にお勧めです。また、ぜひ地元の人にも来てほしいという想いもありますね。
- ■ 給与・休日・待遇
手取り14?15万円。
日曜日がお休みになっていて、その他有給などを使ってのお休みがあります。
ステップアップすると
陶工としてのステップアップは技術をあげることだと思います。
ここではスキルがあがるとスキル料としてお給料が上がります。
夢を叶えた人にインタビュー : 陶工 : 育陶園 玉城悟さん
「まずは一歩」
- ― 陶工を目指したキッカケを教えて下さい ―
-
小学生の時
小学校時代に授業で陶工の方々からロクロを習ったのがきっかけです。 - ― 陶工の一日ってどんな感じですか? ―
-
ものづくり
商品を作り、削り続ける日々。その合間に、陶器に色付けするのに必要な
釉薬を作ったり、窯を焚いたりと色々行っています。
- ― 陶工の仕事のやり甲斐は何ですか?逆に、この仕事の厳しさも教えてください。 ―
-
自然のものだからこそ
やはり、自分が作ったことが無い商品を作らせてもらえる時がやりがいを感じます。
その分、それを忠実に作るだけの技術力を求められるときに厳しさも感じます。
また、手をかけても自然の素材なので時にはダメになる事があります。そういった厳しさがあるため、作品が完成した時にやりがいや喜びを感じます。 - ― 将来、自分はこうありたいというキャリアプランなどありますか? ―
-
技術の継承
今は地道に自分の技術を磨いて、最終的には自分が知ったことを、
次に来る後輩たちにきちんと教えられる陶工になりたいです。
- ― 陶工をこれから目指す後輩にアドバイスを! ―
-
体力勝負
この仕事は手先の器用さが必要されますが、それだけではなく
力仕事や熱い場所での作業も多いので、体力も必要ですよ!
夢を叶える為のミライチズ
- ■ 陶工になるには
-
まず、1つのことに集中できること。次に臨機応変に対応できる力。最後に先輩方からの話を聞き、自分に合ったやり方を探すことです。
- ■ 進学への筋道