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調理師

美味しい料理はお腹を満たすだけでなく、幸せも与えてくれる

ザ・ナハテラス

ザ・ナハテラス
与那嶺 裕子さん

安全で美味しくて、見た目でも楽しんで頂ける料理を提供します。

調理師という職業はレストランや料亭、ホテルなどで料理を作る仕事です。実は成長するため「探求心」が必要。私生活でも仕事に活かすセンスを磨くために本を買いデザインを研究します。でないと、実際に調理する時に作れません。仕事の間だけでなく、常日頃仕事の為にと積極的に行動しないといけないので、本当にこの仕事が好きじゃないと続かない仕事とも言えます。調理師を目指すには「料理が好き」ということが第一条件です。

調理師ってどんな仕事?

調理師は「調理師法」に基づいた国家資格が必要です。資格が無ければ調理師と名乗ることはできません。栄養、衛生、調理法など食に関する幅広い知識を持っており、安全で美味しい料理を提供します。飲食店やホテルだけにとどまらず、病院や給食センターなど「料理」を提供するということで働き場所は様々です。

主な仕事内容は食材の発注や料理の仕込み、調理となります。また、調理だけでなく盛り付けにも気配りが必要です。仕込みや調理をしながら、調理場の片付けも行います。
調理師として例えば大きなレストランや料亭、ホテルなどに就職した場合、はじめから重要な調理の部分はまかされません。掃除や下ごしらえなど、下働きからはじまるのが普通なので、最初は厳しいと思います。ただ、調理師として基本的な技術の差は大きく、そこで頑張れるかでその後の道に大きな差が出ることになります。

  • ザ・ナハテラス 与那嶺 裕子

    食材を切る与那嶺さん

  • ザ・ナハテラス 与那嶺 裕子

    与那嶺さんが盛り付けられた料理

  • ザ・ナハテラス 与那嶺 裕子

    お客様においしい料理を提供します。

■ 調理師業界の現状

食の多様化が進む今、調理師のニーズも高まっているといえます。和食だけではなく、中華、フレンチ、イタリアン、タイ料理などのさまざまな食文化や技術に対応していくことが必要となります。

沖縄県の現状として、女性の調理師の割合は3割と少ないが、近年洋食を中心に若い女性の調理師が増加傾向にあります。対して和食調理師を目指す人は少数となっています。

■ こんな人にオススメ!

とにかく料理が好きというのが第一条件です。積極性が求められる仕事なので、明るくハキハキしていて積極的な人に向いています。常に、「どうしたら美味しくなるか」という探求心が大切です。

■ 給与・休日・待遇

給与、休日ともに勤務先によって大きく異なります。給与は経験、技術などでも異なるようです。

ステップアップすると

ホテルだと和・洋・鉄板など様々なジャンルがあるので、色んなことが学べます。技術、経験がないと次にステップアップできないし、見て学んでいかなければいけない部分も多いです。料理長クラスになるには、10年以上はかかります。
また自身で独立して飲食店などを開店することができます。

夢を叶えた人にインタビュー : 調理師 : ザ・ナハテラス 与那嶺 裕子さん

ザ・ナハテラス 与那嶺 裕子

― 調理師を目指したキッカケを教えて下さい ―

父に「おいしい」と言われたことがきっかけ
小学生の頃から母に代わり料理を作っていて、当時父に「おいしい」と言われたことがきっかけで料理をするのが楽しく感じる様になりました。自分が作った料理を食べて喜んでくれたことが本当に嬉しかったです。後に、フランス料理の特集番組を見た際に「料理は芸術だ。」とフランス料理の美しさに感動し「こんなにキレイなものを自分で作りたい!」と思い、本格的に調理師を目指しました。

― 調理師の一日ってどんな感じですか? ―

09:00出社。出社後すぐ11:30から始まるランチの準備をします。ランチはバイキング形式の為、ランチが始まってからも補充をしつつ、翌日の仕込みをします。仕込みが終わると片付けと休憩があり、16:00から食材の発注をします。発注をしている間に先輩が仕込みをしてくれるので、発注が終わると残りの仕込みをし、16:30に退社となります。

ザ・ナハテラス 与那嶺 裕子

― 調理師の仕事のやり甲斐は何ですか?逆に、この仕事の厳しさも教えてください。 ―

お客様と接する機会が少ないので、お客様に褒めて頂くと本当に嬉しい!
今一番大変なことは食材の発注です。翌日のことだけではなく、何日も先のことを考えながら発注します。慣れないうちは何日も先のことを見据えて発注することは難しいです。

この仕事のやりがいは、お客様に喜んでもらうことです。最近だと、フルーツ盛りをお客様に褒めて頂けたことが嬉しかったです。お客様からフルーツ盛りへの要望があった為、その要望に応えられる様切り方を工夫して考えながらフルーツの盛りつけをしました。すると、お客様にすごく喜んで頂けた様で、とても嬉しかったです。お客様と接する機会が少ない私たちにとっては、お客様の声がすごく有り難いです。

― 将来、自分はこうありたいというキャリアプランなどありますか? ―

絶対フランス行くぞ!
フランスに行きたいです。学生時代にフランス語を学んでいたので、まずは一度旅行に行きたいと思っています。旅行しながらフランスで勉強するための環境などを見て、次に料理の勉強をするため修行に行きたいです。

ザ・ナハテラス 与那嶺 裕子

― 調理師をこれから目指す後輩にアドバイスを! ―

調理師は常に戦闘モード!
「積極的に行け!」って感じですかね。分からないことがあれば、自分から積極的に質問することが大切です。自分から質問するとやる気があると思われ、仕事を次々と教えてもらえるし、苦手なことにはアドバイスをしてもらえます。なので、積極性を持つことが大事です。多くの方が、調理師というのは「下積みが長い」という考えをお持ちですが、そういった概念に囚われず、もっと自分から突っ込んでいくべきだと思います。調理師は常に戦闘モードだと感じています!!

夢を叶える為のミライチズ

■ この職業になるには?

調理師免許の取得には2つのパターンがあります。
毎年1回(毎年8月頃)行われる国家試験を受験し合格する方法と、厚生労働大臣指定の調理師養成施設を卒業する方法です。

国家試験を受験する際、2年以上の実務経験が必要となります。
また、厚生労働大臣指定の調理師養成施設へ通う場合は、卒業時に国家試験を無試験で調理師免許を取得できます。

必要な資格や免許

■ 進学の道筋

厚生労働大臣指定の調理師養成施設を卒業後すると国家資格免除となり、無試験で調理師免許を取得することができます。
調理師養成施設へ通わなくても調理師免許を取得することは可能です。しかし2年以上の実務経験が必要となるため、調理技術や食に関する知識をじっくり学び習得したい人や、実務経験がない方には調理師養成施設へ通うことをおすすめします。