専門学校 沖縄ビジネス外語学院
ウェディングプランナー
一生に一度のセレモニーを演出する感動仕掛け人

沖縄ワタベウェディング株式会社
比嘉 明日香さん
- すべてはお客様のために。 お客様の想いをカタチにする
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ウエディングプランナーは、ご結婚されるお客様が、挙式・披露宴を行う際のアドバイザー的なお仕事です。お客様のご要望を形にする為にお客さまと深くかかわりあい、ふれあいの心を大切にするお仕事です。信頼を得るためのコミュニケーション能力、お二人の希望を具体的な形にする企画力、感動や楽しさなどを想起させる提案力、そして当日の現場対応力などが求められます。
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ウェディングプランナーってどんな仕事?
ウェディングプランナーとは、結婚式のプランニングをし、新郎新婦のアドバイザー的な役割も担うお仕事です。ブライダルコーディネーターやブライダルプロデューサーとも言います。仕事内容は、結婚式の挙式や披露宴のプランニングに始まり、当日のアテンドまで、様々な形でお客様に適切なアドバイスをし、結婚式をトータルでプロデュースします。
新郎新婦の思いを形にする為に、お客様と同じ目線で発想し、挙式やパーティの企画・演出を考えたり、挙式当日はパーティーの"指揮者"として、全体を見渡しながら、結婚式を作り上げます。
日本ではウェディングプランナーという職種の規定や公的・民間の資格は特にありません。ブライダル会社や結婚式場、ホテル・レストランのウェディング部門などにて、独自に「ウェディングプランナー」の役職を設定している場合が多いです。
お客様との打ち合わせで出た細かなプランのチェック
お客様の希望を具体的な形で企画や提案をする
細かな備品などの手配や発注・確認
- ■ ウェディングプランナーの現状
■多様化するニーズ
人前式か神前式かキリスト教式、ホテルか結婚式場か、親族だけのお食事会、写真のみ、海外挙式など式の形態だけとっても様々なものがあります。今は時代の流れと共に結婚式も様変わりしています。
伝統的でフォーマルなスタイルが良いというカップルから個性をなるべく表現できる式にしたいというカップルまでこだわりは多種多様。ニーズの多様化が進む中で、トレンドに敏感でそれを上手に慣習や決まり事の多い結婚式に組み込んでいける、様々なお客様の多様な要望に応えられるウェディングプランナーが必要とされています。
■職業としての知名度が上がり、人気の職業に
今、ウェディングプランナーは人気上昇中の職業です。テレビのドラマなどで放送されるほど、職業としての知名度も上がり、目指している人も急激に増えています。そういった中で需要と供給のバランスがどうなるか、まだ分からないのが実状です。ニーズが多様化している今、レストラン業界や旅行業界などのように、ほかの業界がブライダル事業に乗り出すことも考えられます。そうなれば、ウェディングプランナーの活躍の場は広がり、需要も増えていくと思われます。- ■ こんな人にオススメ!
基本的には接客業なので、人を喜ばせることが好きで、人と接するのが好きな方にが向いています。また、細やかな気配りができるのはもちろんのこと、手配や発注など、事務作業も多くなってきますので、事務処理能力も求められます。そしてお客様にとって一生に一度の結婚式は、細部まで注意が必要なので几帳面であることも求められます。
- ■ 給与・待遇・休日など
収入は勤務先や勤務形態にもよりますが、沖縄県内でいえば専門・短大卒で月給13から15万円、大卒だと15万から18万円からのスタートが一般的なようです。
土日祝日が中心の仕事!
結婚式が行われるのは、土・日・祝日なので、仕事は必然的に土日祝日が中心となります。
ステップアップすると
その職場でチーフプランナーとしてステップアップしていくほか、幅広く活躍したいと考えている方には、多様化するニーズに合わせてフリーのプランナーとして活躍している方や、海外諸国での挙式をプランニングする方もいます。
夢を叶えた人にインタビュー : ウェディングプランナー : 沖縄ワタベウェディング株式会社 比嘉 明日香さん

琉球大学 法文学部 社会経済システム学科を卒業 入社4年目 現在は新規のお客様へプランニングから式までの対応、当日の式の立会いなどが主な業務です
- ― ウェディングプランナーを目指したキッカケを教えて下さい ―
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「お客様の希望に合わせて結婚式をプランニングする」ということが魅力!
学生の頃アルバイトで洋服の販売をするショップの店員をしていました。自分が提案した洋服にお客様が喜んでいるのを見て、将来接客を主としたサービス業に就きたいと思っていました。
ウエディングプランナーという職業の存在は、大学での就職活動の際、ワタベウェディングの企業説明会で初めて知りました。「お客様の希望に合わせて結婚式をプランニングする」ということに魅力を感じたこと。そしてワタベウェディングは海外挙式も展開していて、将来は自分も海外で仕事をしてたいという夢も同時持つことが出来たのが入社のキッカケです。 - ― ウェディングプランナーの一日ってどんな感じですか? ―
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接客とプランの内容のチェック!チェック!チェック!?
結婚式が入っていない日は、基本的には接客が主な業務となります。お客様のご要望をお聞きする為、入念な打ち合わせをします。打ち合わせ以外は、式や披露宴に必要なものの手配や発注を行います。

- ― ウェディングプランナーの仕事のやり甲斐は何ですか?逆に、この仕事の厳しさも教えてください。 ―
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新郎新婦やご家族の方から握手を求められたときはすごく嬉しかった。
一生に一度の結婚式、ミスが許されない緊張感を常にもっています。ですが、それ以上に、大きな達成感・やりがいを感じます。
例えば、披露宴を控えているすべてのお客様に共通することですが、「これまで支えてくれた家族・職場の皆様・友人へどのようにすれば感謝の気持ちが伝えられるだろうか。」という想いです。
先日の新郎新婦様は、もちろんご両親への記念品贈呈もしたいが、ご両親と同じ愛情で育ててくれた叔母様や祖父母へも何かしたいということでした。
そこで私は、叔母様達へはお色直しのエスコートをお願いして、祖父母へはサプライズで花束を用意してはどうかと提案をさせて頂きました。披露宴本番ではお二人の理想通りの披露宴となりました。
お帰りの際に、ご新婦様のお母様と祖父母が、担当であった私のところに駆け寄ってきて、涙を流されながら、「とてもいい披露宴でした。あなたのおかげです。本当に有難う。」と言われ、とても嬉しかったです。
私は、この仕事をしていて辛いことやプレッシャーに感じることも多々ありますが、お客様からの感謝のお言葉を頂くといつも「よし、また頑張ろう!この仕事をしていて良かった。」と強く感じます。
- ― 将来、自分はこうありたいというキャリアプランなどありますか? ―
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将来的には海外で活躍したい!
ワタベウェディングではキャリアアップのために県外や海外への異動もありますので、今は沖縄でプランナーとして経験を積み、将来的には海外の式場でも活躍していきたいと思っています。

- ― ウェディングプランナーをこれから目指す後輩にアドバイスを! ―
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夢を諦めず自分らしく頑張って下さい!
これからいろいろ人生経験を積んでいくと思いますが、それだけが全てではないと思います。夢を諦めず自分らしく頑張って下さい。
夢を叶える為のミライチズ
- ■ ウェディングプランナーになるには?
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日本ではウェディングプランナーという職種の規定や公的・民間の資格は特にありません。ブライダル会社や結婚式場、ホテル・レストランのウェディング部門などに就職活動しましょう。
出来れば学生の間にウエディング関連のアルバイトを経験して現場を実際に見るのをオススメします。その世界で自分がプロとしてやっていきたいかを良く考えてみるののもいいかもしれません。現場でいつも以上にイキイキとできるようであれば、向いているのだと思います。それを自分で見極めると良いと思います。
また、県内でもウェディングプランナー(ブライダルコーディネーター)などを育成する専門学校などがあり、そこでブライダルに関する様々な事項を学んで就職活動をするのも良いでしょう。