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作業療法士

作業を通して人々の健康と安寧を促進するお仕事です。

医療法人おもと会 大浜第二病院

医療法人おもと会 大浜第二病院
池原 涼子さん

 作業療法士とは、脳卒中などで腕がうまく動かせなくなったりした方々のリハビリをする人です。歯を磨いたり、洋服を着たりなど、以前の生活状況を想定した訓練をする仕事です。
その人がもともとどんな仕事をしていたかなども調べ、個々にあったリハビリの仕方を日々勉強しています。
精神疾患の方へ、精神的にも肉体的にもアプローチもできるのが作業療法士の特権じゃないかなと思います。

『作業療法士』になるならこの学校がオススメ!

  • 医療法人おもと会 沖縄リハビリテーション福祉学院

    医療法人おもと会 沖縄リハビリテーション福祉学院

    作業療法学科

作業療法士ってどんな仕事?

 身体・精神に障害のあるひとが、社会で支障なく生活できるように、作業活動(食事や遊び、その他日常生活の中で行う活動)を用いて、治療・訓練・指導を行うことです。

  • 医療法人おもと会 大浜第二病院 池原 涼子

    食事に必要な作業のリハビリ

  • 医療法人おもと会 大浜第二病院 池原 涼子

    その日の患者さんの映像をみんなで見て、リハビリの改善点をあげていく

  • 医療法人おもと会 大浜第二病院 池原 涼子

    スタッフ同士リハビリの練習を行っています

■ 沖縄県の作業療法士業界の現状

一般病院、精神科病院、リハビリテーションセンターや小児の通園施設、老人保健施設、 在宅介護支援センター、福祉事務所、養護学校など、医療・保健・福祉・教育などの各分野で活躍しています。

■ こんな人にオススメ!

人との触れ合いが好きな人がいいと思います。
患者さんと一緒に料理や裁縫、掃除も行い、なぜ患者さんがそこで躓いているのかを実際に気付いていかないといけないので、裁縫や料理が出来ると役立てていけると思います。
リハビリの際、陶芸や三線、木工などたくさんのことをするので、いろんなことに興味のある人がむいていると思います。

■ 給与・待遇・休日など

 シフト制で月に8・9回の休みがあります。希望休も取れるので休日も楽しんでいます。

ステップアップすると

日本作業療法士協会が設ける、"専門作業療法士"の認定を受ける作業療法士もいます。これには、リハビリテーションや作業療法士に関連する研修や学会に参加すること、研究発表をすること、それらの経験に応じて特定の分野の専門作業療法士として認められます。例えば、福祉用具、認知症、手の外科などの専門作業療法士が誕生しています。

作業療法の特定分野に関する知識を深め、新たな資格を取得する道としては、ケアマネージャー、福祉住環境コーディネーターなどが挙げられます。さらに知識と技術を拡充するため、新たな養成教育を受けなおす道もあり、それによって臨床心理士や養護教諭の免許を取得します。

夢を叶えた人にインタビュー : 作業療法士 : 医療法人おもと会 大浜第二病院 池原 涼子さん

医療法人おもと会 大浜第二病院 池原 涼子

― 作業療法士を目指したキッカケを教えて下さい ―

生活を通して患者さんと携わることのできる魅力を感じて
診療所で事務をしているとき、自分も患者さんに対して何かできるようになりたいと思ったのが
きっかけです。初めは「医療に携わりたい」という気持ちだけでしたが、職場で医者や看護師さん、
診療放射線技師さんなどたくさんの仕事を実際に目の当たりにしていくうち、リハビリに興味をもち
学校へ行くことにしました。
最終的に作業療法士の仕事に決めた理由は、患者さんの生活や仕事の中に介入し、深く患者さんに
関わっていくことができると思ったからです。

― 作業療法士の一日ってどんな感じですか? ―

一人の患者さんのことをみんなで考えています。
スケジュール以外にも仕事があるので、指定されている時間よりも早く出勤しています。治療以外の時間に、各担当、医者、看護婦、介護士、ワーカーさんと一緒に担当する患者さんの情報交換をしています。カルテ作成のときや実際の治療場面を見てもらうことで、情報伝達のミスを防いでいます。患者さんの家族も含め、今後どういうリハビリが必要なのかも相談していく必要があるので、時間を見つけて行っています。

医療法人おもと会 大浜第二病院 池原 涼子

― 作業療法士の仕事のやり甲斐は何ですか?逆に、この仕事の厳しさも教えてください。 ―

どれだけ優れたリハビリでも患者さんに合っていないと意味がない!
患者さんに合わせたリハビリを日常生活に照らし合わせながら一つ一つ情報収集していくので、大変な
部分もありますが、人との触れ合いが多く、どういう生活をしているのかリサーチしてその中で
患者さんのできることを一緒になって考えていくことができるので、実際にできたときには
大きなやりがいを感じます!
しかしながら、失敗もあります。
その患者さんに合った福祉用具の選定をしたつもりでも逆効果になってしまったことがありました。
その時は実際に私自身その道具を使ったことがなく、なぜ逆効果になってしまったのか
わかりませんでしたが、実際に使ってみるとその患者さんには適さない道具でした。
その時に、「道具に対しても詳しく勉強しなくてはいけない」ということを学ぶことができました。
それからというもの、身近にいる先輩にたくさんのことを相談するように心がけています。

― 将来、自分はこうありたいというキャリアプランなどありますか? ―

人が好きだからこそ!
作業療法士をめざしたきっかけが診療所での患者さんとの触れ合いだったので、
自分も技術を磨き、病棟だけではなく訪問リハビリなど、地域に出て身近に患者さんを感じたいと
思っています。病棟でリハビリを行う際、家で行う動作などを想定しながらやるものの、想定外
のこともあるので実際の生活場面で行う訪問リハビリにとても興味を持っています。
まだまだ初めて見る疾患も多いので、もっと経験を増やしていきたいです!

医療法人おもと会 大浜第二病院 池原 涼子

― 作業療法士をこれから目指す後輩にアドバイスを! ―

なにもかもやらなきゃわからない!
たくさんの仕事を実際に体験し、「自分にはこれできないかもしれない」って思わないこと。
少しでも興味があることは挑戦してみるほうがいい!
そのほうが、遠回りせずに仕事を探す近道になるかもしれない。
自分にはできない、ってすぐに思わないほうがいいと思います。

夢を叶える為のミライチズ

■ 作業療法士になるには?

国の指定した養成学校で3年以上学び、卒業することが必要です。
卒業すると国家試験試験受験資格(?)

が得られ、国家試験に合格すると作業療法士免許証が交付され、
晴れて作業療法士になることができます。

■ 進学の道筋

沖縄リハビリテーション福祉学院
琉球リハビリテーション学院

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  • 医療法人おもと会 沖縄リハビリテーション福祉学院

    医療法人おもと会 沖縄リハビリテーション福祉学院