行政書士
多種多様な分野に携わる市民の味方!
前原正人行政書士事務所
前原正人さん
- クライアントの立場に立ってお仕事ができる良い仕事です
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行政書士は、行政に対する許可申請の代行業務が主な仕事です。他に離婚協議書、遺言書などの作成を行います。市民の目線に立って仕事ができる良い仕事だと思います。開業しますと、自分自身の方針で仕事ができます。行政書士の仕事は千にも及ぶと言われていますが、その中から自分にあった専門分野を確立していくことがこの仕事において醍醐味と言えるでしょう。
行政書士ってどんな仕事?
行政書士は、行政書士法に基づく国家資格者で、他人の依頼を受け、役所に提出する許認可等の申請書類の作成や提出の代理、遺言書のような権利義務、事実証明及び契約書の作成などの業務を行う仕事です。
行政書士が書類等を正確・スピーディーに作成することで社会において効率的な処理が行え、必要性が高いといえる仕事です。
電話対応の場面です。
行政書士は幅広い分野で知識が求められます。
パソコンでの事務作業もします。
- ■ 県内業界の現状
行政書士の花形と言えば公共事業の入札業ですが、建設業界も景気が厳しくなってきています。
若手で活躍している方は、広告・宣伝に力を入れ、入札業務以外の新たな分野を開拓しています。行政書士として、活躍するには仕事の独自性が求められます。
今後も人気のある資格になると思いますので、競争は激しくなるでしょう。- ■ こんな人にオススメ!
サービス業ですので、コミュニケーション能力は絶対に必要です。
また、書類の作成が主な仕事ですので、決め細やかな仕事に対しての姿勢も必ず持ち合わせる必要があります。
そして、何事にもコツコツと続けられる人にオススメします。- ■ 給与・待遇・休日など
行政書士の平均給与は600万円前後みたいです。
事務所ごとに休日はかわり、前原正人行政書士事務所では土曜・日曜・祝祭日は休みにしています。
ステップアップすると
仕事に対する知識や経験を積むと、様々な所からセミナーの依頼が来て、話をするという場を与えてもらえる機会が増えます。
また、経営者の方々とのお付き合いも増え、普段は聞けないようなお話も聞くことができるようになり、勉強になります。
夢を叶えた人にインタビュー : 行政書士 : 前原正人行政書士事務所 前原正人さん
- ― 行政書士を目指したキッカケを教えて下さい ―
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人の人生に関わる仕事だと思ったからです
私は離婚協議書の作成を主な業務としています。
沖縄県は離婚率が高いので、書面作成をし、人々の生活のお手伝いができるのではないかと思いました。
また、老人ホーム設立の申請など高齢化社会に向けての仕事も行政書士は行っています。幼稚園の設置申請なども仕事の一つです。
このように、多くの人の人生に関わりお手伝いできる仕事だと思い、行政書士になろうと志ました。 - ― 行政書士の一日ってどんな感じですか? ―
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9時ごろに出社し、電話対応や書類作成、市役所や県庁に行くこともあります。12時から13時まで休憩し、午後も午前中と同じように業務を行います。
18時にはだいたい帰社しています。
- ― 行政書士の仕事のやり甲斐は何ですか?逆に、この仕事の厳しさも教えてください。 ―
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人生に関わるデリケートな仕事
仕事のやりがいとしては、人の一生に関わり、市民の目線で仕事ができることです。「親身になってくれてありがとう」や「助かったよ」などと声をかけていただいくこともしばしばあり、こういった時の嬉しさは表現し難いものがありますね。
一方、行政書士はできるだけ依頼を断ってはならないことになっているため、わからないことや知らない分野も多いです。
初めての仕事もこなさなければならず、片っ端から本を調べてなんとかやり遂げたこともあります。
お客様のために、とにかくスピーディーさを追求しますが、業務が立て込んでいるときは、なかなか大変です。 - ― 将来、自分はこうありたいというキャリアプランなどありますか? ―
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専門性、好きな分野を追求していく
行政書士は、専門性を持ち、自分の好きな分野で仕事をやっていくことが可能な職業であると思います。
士業と言えどもサービス業であるので、お客様のために働くという気持ちをいつまでも抱きながら仕事を行うことを大切にしていきたいです。
- ― 行政書士をこれから目指す後輩にアドバイスを! ―
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若いうちしか勉強できません
行政書士は、国家試験に合格しなければならず、合格率もかなり低い試験になっています。難関な資格ではありますが、とてもやりがいのある職業ですので、ぜひ目指してもらいたいです。
そして、若いうちは自由に使える時間が多いので、その時間を有意義に使うには勉強することも特に大切なので、とにかく頑張ってください。
夢を叶える為のミライチズ
- ■ 進学の道筋
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一般的には4年制大学の法学部に進学します。
ですが、仕事をしていくには法律以外の知識も必要なため、特に法学部にこだわることはありません。
行政書士の国家試験には制限がなく、大学の教養課程を受けなくてもよく、受験しやすい資格ですが、豊富な知識が求められるため、大学へ進学することをオススメします。
必要な資格や免許
- ・行政書士