フィットネスインストラクター
フィットネスで笑顔を!
スポーツパレス ジスタス那覇
矢野祐子さん
- 一人一人に合ったフィットネスを
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フィットネスインストラクターとは、主にエアロビクス、ヨガ、ダンスなどのスタジオレッスンを指導する仕事です。
フィットネスに訪れるお客様のニーズには、ダイエット目的から、本格的に運動したい人など様々で、それぞれに合ったプログラムを考える事も、フィットネスインストラクターの重要な仕事です。また、安全に運動ができるように環境を整え、万が一の怪我に備えた応急手当などの専門性が必要になります。
フィットネスインストラクターってどんな仕事?
レッスンのプログラミングとスタジオでのレッスンが主な仕事です。またスポーツスタジオなので様々な部門があり、スタジオ以外での仕事もあります。例えばプールの監視員や、ジムでの指導、他にも会議への出席、事務作業といった仕事もあります。
レッスンでは大人数の場合だと60人のお客さんを1人で見るときもあります。
器具を使っての指導をしているところ
初めて来たお客さんに説明を行っているところ
- ■ 県内のこの業界の現状
県内のみならず、全国的にフィットネス人口は少ないのが現状です。
県内ではフィットネスクラブが10店舗もありません。
しかしながら、沖縄県では特に運動不足などによる生活習慣病が問題になっているため、フィットネスインストラクターは今後運動不足解消を手助けする一つとして、県内の社会課題を解決するためのカギとなる職業といえるかもしれません。
- ■ こんな人におすすめ
まずは、運動が好きな人。
そして人と関わることが好きな人。フィットネスインストラクターのお仕事では、レッスンの感想を聞いたり、体の状態を聞いたり、こういったふうになりたい等の相談まで、会員さんとのコミュニケーションをとる機会も多いので、特にこの二つの事が好きな人にはお勧めの職業です。
- ■ 給与・待遇・休日
社員の初任給がおよそ手取りで15万円
週休二日。レッスンのない日が休み。ただしレッスンの内容などは一年に数回変わるので、休みはそれに合わせて変動になります。
ステップアップすると
受け持つレッスンの幅が増えたり、レッスン回数も多くなります。
夢を叶えた人にインタビュー : フィットネスインストラクター : スポーツパレス ジスタス那覇 矢野祐子さん

- ― フィットネスインストラクターを目指したキッカケを教えて下さい ―
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恩師の存在
私は中学生の時に恩師がいて、その先生に憧れていたことと、それに当時サッカーとバスケットを同時に両方やるくらい動くのが好きで体育教師を目指していました。ですが、ある時知り合いにこの仕事を紹介してもらって、そしてやっていくうちにこの仕事のやりがい、楽しさに気づいて、それからずっとこの仕事を続けています。でも、教えることと、運動が好きという点に関しては、中学校教師を目指していたころと本質は変わっていないのかもしれないですね。
- ― フィットネスインストラクターの一日ってどんな感じですか? ―
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レッスンに合わせたスケジュール管理
その日のレッスンの数によって変動があります。
忙しい日だと、11時に出社しすぐにレッスンがあります。
それが終わるとデスクワーク、そしてまたレッスンをしてから14時から一時間お昼休みをとります。お昼が終わるとデスクワークや会議を18時頃までやってから、他店舗にレッスンをしに行きます。そのレッスンが終わると、21時頃退社となります。

- ― フィットネスインストラクターの仕事のやり甲斐は何ですか?逆に、この仕事の厳しさも教えてください。 ―
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会員さんとの二人三脚
この仕事のやりがいは会員さんとのやり取りで、ありがとうとか、楽しかった、痛みが取れてきたなど、直接感謝の言葉をもらえることですね。この仕事の難しいところとして、大人数のレッスンでも個人のレベルやニーズなどは様々でその間をとったレッスンを展開するのが難しいです。ですので、そういう言葉を受け取ったときはほんとうに嬉しいですし、逆に意見をもらってレッスンを変えたりすることもあります。
他にもレッスンを定期的に変えていくので、先輩方のレッスンや新しいレッスンなどを取り入れて、会員さんの目標へ一緒に頑張っていけるようにすることも、この仕事の厳しさであり、やりがいです。
- ― 将来、自分はこうありたいというキャリアプランなどありますか? ―
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たくさんの人にフィットネスを提供したい
やりたい事としては、フィットネス人口をあげる事です。日本は海外に比べてフィットネス人口が少なく、全国でも3パーセントしかいないのが現状です。
そして具体的な目標として、出張フィットネスの事業に力をかけていくというものがあります。
私達が出張でフィットネスを提供するスタイルというのは、運動する機会が無い人や、お年寄りなどの低体力者の方、スポーツジムに行きたくても行けないというすべての方にフィットネスを提供することが可能になります。今はそれが目標ですね。

- ― フィットネスインストラクターをこれから目指す後輩にアドバイスを! ―
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会員さんとの共有が大切!
会員さんと一緒に目標に向かって頑張ることができるので、達成感ややりがいという喜びを強く感じることができています!お客さんとコミュニケーションをとって様々なことを共有していくことがこの仕事のやりがいで大切なことです。
一緒にフィットネス業界を盛り上げていきましょう!
夢を叶える為のミライチズ
- ■ フィットネスインストラクターになるには
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一般的な筋道としては高校卒業後、体育やスポーツについて学べる学校へ進学した後、この業界に就職するというのが一般的です。