県内で活躍している先輩たちの100種以上の職業を紹介
職業紹介
公務員系
自衛官(航空自衛官)
日本の平和と安全を守り防衛し、災害時などの時にも活躍
航空自衛隊 那覇基地
山城 広貴さん
緊張感と誇りをもった仕事です
自衛隊は外国からの武力侵略や国内の内乱、自然災害などの非常事態に備え、日本の平和・安全を防衛するため、日夜特殊な訓練をしています。
また私は航空自衛隊那覇基地に所属している航空自衛官で、職種は航空機整備です。主な業務にF-15戦闘機、T-4練習機の点検・整備を行っています。航空機の燃料補給やタイヤ交換などの日常的な作業から、自動車の車検と同じように、航空機にも定期整備があり、1機を1つのチーム(7から8名)で点検・整備作業をしています。
【夢を叶えた人にインタビュー】
自衛官(航空自衛官)ってどんな仕事?
自衛官は自衛隊に勤務する特別職国家公務員です。
外国の武力侵略、国内の内乱に対して『国を防衛』する任務をはじめ、山火事、台風、地震、津波など災害派遣に対応できる態勢を持っています。またこのほか、国際緊急援助活動や国際平和協力活動などといった、海外での任務もあります。
その中でも、航空自衛官は空から防衛するという任務を遂行するため、航空自衛隊の主な職種として、パイロット、気象、管制、通信電子、整備、施設、輸送、補給、救難業務など、様々な職種に従事して国防を担っています。
どの職種に対しても高度な知識と技能を身につけることが求められ、どのような環境の中でも、女性自衛官も男性同様に活躍しています。
航空機の外装点検
航空機のエンジン回りの点検
航空機のタイヤ周辺の点検
全国的な自衛官の求人情報
自衛官は特別職国家公務員で採用試験があり、毎年全国で募集が行われています。陸海空自衛隊の職種に関しては、それぞれの自衛隊入隊後に能力や適正等で決定します。
こんな人にお勧め!
体を動かすのが好きなのはもちろん、航空機又は自動車などの機械が好きな人にお勧めです。また、色々な県へ転属(転勤)があったり、訓練で2、3週間他の基地へ行ったりもするので、県外志向の方にもお勧めです。硫黄島に行けるのも自衛隊だけですよ!
ステップアップすると?
自分で勉強して知識を広げ、様々な作業に取り組めます。また、経験値を高め階級が上がっていくと、航空機品質の良否の判断を求められる「検査員」の立場として作業を行い、さらに階級が上がっていくと、チームの長として作業員 兼 現場監督官として作業することになります。
また、年に1度行われる部内幹部選抜試験に合格すると、空曹・空士(※)で行っていた現場作業から離れ、幹部自衛官として部下に指示を出していく管理職としての勤務があります。(幹部自衛官は防衛大出身者や、一般大卒業者が部外幹部試験に合格しなれるもの)
また、航空機搭乗員(フライトエンジニア・ロードマスター)といった選抜試験もあります。
(※空曹・空士:自衛官の階級の名称)
給与・休日・待遇
階級などにもよりもよりますが、高卒の自衛官「一般曹候補生2等空士」で159,500円からのスタートです。
基本的には土・日・祝祭日は休みですが、場合によっては当直勤務等に就くことがあります。また国防を任務としている以上、24時間態勢勤務ということもいえます。
自衛官になるには?
自衛官と言っても、陸空海と分かれていて、またその中でも幅広い分野があるので、自分が自衛隊に入って何をしたいのかをしっかり考えてることが重要です。自衛官は国家公務員で採用試験があり、毎年全国で各職種・各役職での募集が行われています。